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バーデン・バーデン祝祭劇場 2006年 ワーグナー：歌劇「ローエングリン」 ケント・ナガノ／ベルリン・ドイツ交響楽団独特の神学的な思想に基づいたドラマティックで長大な傑作オペラを多数残したリヒャルト・ワーグナーは、斬新な旋律や和声の使用によりロマン派オペラに革命を起こし、ワグネリアンと呼ばれる熱狂的ファンを生み出すなど、後の作曲家たちに多大な影響を与えた。

本作には、大評判となった「パルジファル」に続く、ケント・ナガノ指揮&ニコラウス・レーンホフのコンビによるバーデン・バーデン祝祭劇場での「ローエングリン」を収録。
ケント・ナガノによる明晰なワーグナー解釈と、レーンホフのシンプルながらも印象的な美の世界から、新たなローエングリン像が浮かび上がっている。
主役のフォークトとクリンゲルボルンの叙情的でしなやかな歌唱、オルトルートの第一人者、マイアーの圧倒的な存在感も、大きな見所だ。

2006年6月1、3、5日、ドイツ、バーデン・バーデン祝祭劇場にて収録。

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