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永遠の翼 YS-11 WINGS FOREVERかつて、日本は航空王国と言われていた。
第二次大戦後、GHQによって航空機の生産・研究・実験を禁止され、刻々と進化する航空産業から完全に取り残された。
1952年にGHQが廃止され、航空産業の活動を許された日本が先ず取り組んだのは国産旅客機の開発であった。
通産省主導のプロジェクト・チームに招集されたのは、戦時中に零戦、飛燕、紫電改などの名機を設計した5人のエンジニアたち。
彼らの下に、国内の企業から派遣された若手技術者が集まり、様々な衝突、幾多の困難を乗り越えて、初の国産旅客輸送機YS-11が作り出される。
離着陸性能と旅客搭乗数に優れたYS-11は1962年に初飛行を行ない、ローカル線の主力機として活躍。
過酷な運航に耐える頑丈な構造を持ち、安全性にも優れた日本の翼は世界12ヶ国に輸出され、1972年に製造が中止されるまでの間に182機が生産された。
そのYS-11も、2007年には日本の空から姿を消す。

本作は、ファーストフライトから40年以上の長きに渡って多くの人から親しまれた、戦後初の国産旅客機YS-11の歴史やフライト映像などを3枚のディスクに収録した、貴重な記録映像集である。
フライトオペレーション等を収録したCD2枚と併せて、専用デジパックに収納している。

■収録内容
DVD-1:歴史と栄光
・YS-11の誕生から現在に至る歴史と栄光
・設計から製造に亘る貴重な記録フィルム映像
・航空自衛隊における活躍の様子と自衛隊機によるフライト映像
DVD-2:エアーニッポン
・キャビンの説明やANKの歴史、路線紹介
・コックピット映像を中心としたBGV仕上げの羽田?伊豆七島のフライト映像
DVD-3:日本エアコミューター
・YS-11の整備風景やエンジン・プロペラなどの機体説明
・JACの歴史、路線紹介
・コックピット映像を中心とした鹿児島?離島便のフライト映像
CD-1:フライトオペレーション
・飛行音の全て
・エンジン始動から離陸、着陸までの操縦法
CD-2:台風の中を飛ぶ迫真のドキュメント
・鹿児島発奄美大島行き567便
・離島との架け橋を担うYSを飛ばす男達のドキュメント

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