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緻密で鋭利な問題提起に、日本金融界はどう答えられるのか?本書では、日本の金融業界の現状を建設的に、かつ前向きに見つめている。
まず、「相互の理解」を示し、日本の金融業界が欧米と互角に渡り合って行くためには、今何をしていくべきかを具体的に示した。
目次 序論(日本の金融業界の凋落
日本版「ビッグバン」
日本の金融危機の重大性)
第1章 知識面におけるギャップ(情報のギャップ
技術のギャップ
インフラにおけるギャップ
結論)
第2章 組織面におけるギャップ(日本の金融機関の経営目的
リーダーシップに関わる問題
個人主義
結論)
第3章 メンタリティーの相違(日本人に見られる感情的な傾向
誤った国際化
創造性の欠如
結論) ISBN 978-4-89346-702-7 著者情報 アヴリル,フィリップ(Avril,Philippe)
1981年‐1983年Ecole Polytechnique修士課程(数学・物理学専攻)。
1983年‐1985年Universit´e de Paris Dauphine博士課程(国際マクロ経済学専攻)、Ecole Nationale de la Statistique et de l’Administration Economique修士課程(統計学・経済学専攻)、Institut d’Etudes Politiques de Paris修士課程(経済学・政治学専攻)を修了。
1985年8月‐87年8月、インドスエズ銀行パリ本店金融市場部、87年8月‐90年1月、インドスエズ銀行東京支店通貨オプション部長、90年1月‐10月、インドスエズ銀行パリ本店通貨オプション部(全世界担当)、同年10月‐93年5月、W.I.CARR証券会社(インドスエズ銀行グループ)東京支店トレーデイング・リスクマネジメント本部長、同年5月‐94年6月ドイツ銀行フランクフルト本店株式派生商品部ヴァイスプレジデント、同年6月‐95年11月ドイツ銀証券会社東京支店副支店長トレーデイング本部長、同年11月‐97年12月ドイチェ・モルガン・グランフェル証券会社東京支店マネージング・デイレクター(ビジネス開発担当)、98年1月‐99年12月第一勧業銀行東京本店投資銀行部シニアヴァイスプレジデントを経て、現在コメルツ証券会社東京支店勤務。
著書に『ドイツの先物オプションレポート』大阪証券取引所、1994年。
『日本のエクイテイデリバテイブ』シグマベイスキャピタル社、1999年
米屋 史人(ヨネヤ フミヒト)
1962年北海道生まれ。
東京外国語大学仏科卒業。
都銀を経て、97年まで米銀で為替ディーラーとして勤務。
翻訳家 ※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです
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2012/08/19 (Sun) 15:57:02
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