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内容紹介 2003年まで「AMERICAN KNIGHTS(アメリカの騎士)」と呼ばれていたこの壮大な組曲が、タイトルを変え「A WISH to the WORLD」として待望の初レコーディング!19曲からなる一連の組曲の中から15曲(抜粋を含む)を収録。
ジャケットには前作Chapter V∞に収録されている「武蔵」の冒頭の歌詞が書かれています。
この絵に表現されているように、メリロ氏自身が海外の多くの英雄の魂に触れ、また言葉の壁を越えた友人の輪がどんどん拡がったことが?AMERICAN?ではなく、「A WISH to the WORLD (世界への願望)」と命名した理由だとのことです。
また、バックジャケットには2001年9月11日に崩壊したツインタワーが描かれています。
これは1998年に制作されたもので、アートワークが完成したときには現在の姿は誰もが想像できませんでした。
「911以前?英雄は過去のもの?という概念がありましたが、この組曲を通じて英雄は常に身近なところに存在すると言うことを若者に伝えたかった」とメリロ氏は語っています。
ここに収められた作品は名もなき英雄達の物語。
そして将来を担う若者達へのエールです。
不屈の精神で逆境を乗り越えてきた勇者の魂を受け継ぎ、現代の子供たち、そしてそのまた子供たちが勇気を持って果敢に突き進んで欲しいという強いメッセージが込められた作品です。
演奏に目を向けると、低グレードながらも充分に手応えのある作品や、 今までの人気作品のように技術力を要するものまでバラエティに富ん でいます。
演奏時間も4~10分ほどで、演奏会などで取り上げやす いプログラムです。
今回は、大学生バンドでの収録ですが、今までの作品集にも引けを取らないクオリティの高い演奏です。
メリロ氏独特のパワフルな金管のサウンドと、透き通るように繊細なソロなど、スティーブン・メリロ作品の世界がよく表現されています。