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このCDについて
70年代後半~80年代前半に日本で爆発的な人気だった「キャンディ・ポップ」を収録したコンピレーション・アルバム。
「キャンディ・ポップ」とはノーランズ、ザ・ドゥーリーズ、アラベスク、ニュートン・ファミリー、トリックスなどのガールズ・グループや女性ボーカルを前面に出したグループのキャッチーなダンス・ナンバーであり、それらは日本のシングル・チャートにおいてビッグ・セールスを記録。
それらはちょうど当時の洋楽と邦楽の中間的な位置付けとして、老若男女幅広い層に愛された。
本アルバムはノーランズ「ダンシング・シスター」のようなダンス・クラシックスから現在CDでは絶対に手に入らなかったようなレア曲まで収録。
フレッシュでスウィートでちょっぴりビター、その味わいは今も変わらない。
【曲目解説】
1.ダンシング・シスター/ノーランズ　（80）オリコン1位　67.4万枚
多くの日本のアーティスト達によって歌い継がれ続ける、洋楽、邦楽の垣根 を越えた永遠の名曲’ダンシング・シスター’。
本作は1980年に全英ヒッ ト・チャート3位を記録。
同年にノーランズの日本デビュー曲としてリリース。
日本邦洋総合シングル・チャート2週連続1位を獲得。
シングル・セールスは 80万枚を突破する超大ヒットを記録。
ラジオ、有線、ディスコは勿論。
テレ ビの歌番組にも出演して日本中の注目を集めたナンバー。
5人のノーランズ姉妹によるコーラスと’ときめき感’タップリのバック・トラックは、今聴いても新鮮です。
本作シングル・レコードの当時のコピーは「ポップでキュートなキャンディー・タッチ。
イギリスから5人のフレッシュ・フルーティ・ギャルズ、ノーランズ・デビュー！」
2.ハロー・ミスター・モンキー/アラベスク（78）オリコン8位　38.8万枚
本作発売前の数ヶ月間、1978年初頭、新宿歌舞伎町チェスター・バリーにのみ、本作のドイツ盤シングル・レコードが存在。
同ディスコを拠点に全国のディスコ、有線で人気。
日本邦洋総合シングル・チャート8位、50万枚のシングル・セールスを突破する超大ヒットを記録。
当時、本作発売前「この曲を録音してください！」というカセット・テープを持参した多く若者達にDJブースで懇願された思い出が残っています。
’ハロー！ハロー！　ミスター・モンキー’という強烈な歌詞で、はじまる独特のストレートな魅力を持った本作は、当時の歌舞伎町とマッチしたのかもしれません。
勿論、アラベスクの日本デビュー曲。
本作以降、幾多のヒット曲を生み、さらにアルバム・セールスでも素晴らしい成果を残しています。

3.ウォンテッド/ザ・ドゥーリーズ　（79）オリコン12位　35.6万枚
本国イギリスで、ザ・ドゥーリーズの通算6枚目のシングルとしてリリース された本作は、1979年に全英ヒット・チャート3位を記録。
同年に日本で も彼等の事実上のデビュー曲としてリリース。
ラジオ、ディスコ、有線、雑誌 などの媒体を確実にプロモーション、各媒体から大きな反応と人気を得て、日 本邦洋総合シングル・チャート12位、シングル・セールス40万枚を超える 大ヒットを記録。
メンバーは、ジム、キャシー、アン、フランク、ジョン、ヘ レンのドゥーリー家の6人兄妹にボブ・ウォルシュ、ヘレン・ドゥーリー、ア ラン・ボーガーンが加わった女性3人男性5人の計8人で結成。
日本では当時、 17歳のヘレンを中心に女性メンバー3人をフロントにしたビジュアル上のプロモーションを展開しました。

4.ドン・キホーテ/ニュートン・ファミリー（80）オリコン32位　11.0万枚
ハンガリー出身の男女混合7人組のグループ、ニュートン・ファミリーが1 980年に彼等の日本でのセカンド・シングルとしてリリース。
日本邦洋総合 シングル・チャート32位、シングル・セールス20万枚を超える大ヒットを 記録。
’ドン・キホーテ’をリフレーンする覚え易い歌詞と親しみ易いコーラ ス・メロディーが多くのポップス・ファンを魅了。
イントロの哀愁のスパニッ シュ・ギターも印象的です。
当時のメンバー7人は、エヴァ・チェプレギ、エ ヴァ・パールの2人の女性とラスロ・パーストル、アダム・ヴェクヴァーリ、 ジェルジュ・ヤカブ、ジュラ・バルドーツィ、ヤーノス・バルチの5人の男性 で結成。
リード・ヴォーカルは女性パートがエヴァ、男性パートはアダムが中 心でした。

5.サンチャゴ・ラヴァー/エミリー・スター・エクスプロージョン（79） オリコン48位　7.8万枚
ベルギーのエミリー・スター・エクスプロージョンが1979年に日本デビ ュー曲としてリリース。
映画「サタデー・ナイト・フィーバー」が誘発した大 ディスコ・ブームの中、「ヘイ！　ヘイ！　ヘイ！」の掛け声はダンスフロア のテンションを上げてくれました。
日本邦洋総合シングル・チャート48位、 シングル・セールス10万枚を超える大ヒットを記録。
エミリー・スターは、 ’75年頃にプローデューサーのキック・ダンディにスカウトされ、彼女のソ ロ名義で数曲リリース。
その後、コーラス女性2人とダンサー男性1人を加え、 エミリー・スター・エクスプロージョンを結成。
’78年にベルギーで「ノー ・ノー・シェリフ」がヒット。
その他にも「ベイビー・ラブ・ミー」「悲しき バラライカ」「ゲット・アップ」「レット・ミー・シング」がヒット曲。

6.DO・KI・DO・KI・センセーション/トリックス（81） オリコン42位　6.6万枚
アルゼンチンのブエノスアイレス出身の3つ子の姉妹、トリックスが198 1年に彼女達の日本デビュー曲としてリリース。
日本邦洋総合シングル・チャ ート42位、シングル・セールス10万枚を超える大ヒットを記録。
トリック スはエミリア、ユージニア、ローラのマリア姉妹。
3人は1962年2月5日 生まれ、8歳の時にゴールデン・トリプレッツというグループ名で活動をスタ ート。
’78年にフリオ・イグレシアスのワールド・ツアーに同行した時に、 バカラを成功に導いたプロデューサーのジミー・リムに見出されます。
彼のア イディアでグループ名をトリックスに改名、’80年に本作をレコーディング。
本国アルゼンチンを中心に南米、スペインでスーパー・グループとして大人気。

3人の当時の身長は162cm、体重は48kgです。

7.レディオ・ギャル/ドリー・ドッツ（81）　オリコン24位　8.5万枚
オランダの女性6人組グループ、ドリー・ドッツが日本デビュー曲として、 1981年にリリース。
日本邦洋総合シングル・チャート24位、シングル・ セールス20万枚の大ヒットを記録。
本国オランダでアイドル路線を疾走して いた彼女達に相応しい、キュートな元気モリモリ系のポップス。
ドリー・ドッ ツは、リア、エスター、ペティ、アニタ、アンジェイラ、アンジーの6人の女 性で結成、’79年に本国オランダでデビュー。
以来、オランダでは、年に3 ~4枚のペースでシングルをリリース。
’87年にリリースした「What A Nig ht」を最後にグループ活動を休止したようです。
同曲は当時のワールド・ヒッ ト・メイカー、ストック/エイトケン/ウォーターマンがプロデュースを手掛 けています。

8.誘惑のブギー/バカラ　（77）オリコン48位　7.8万枚
旧西ドイツ（現在のドイツ）のバカラが彼女達のデビュー曲として、197 7年に西ドイツでリリース。
発売3ヶ月間で西ドイツだけで、50万枚を突破、 ヨーロッパ各国で大ブレイク。
日本でも同年にリリース、日本邦洋総合シング ル・チャート48位、シングル・セールス10万枚を超える大ヒットを記録。
この頃、新宿歌舞伎町ディスコ界隈では、私がDJをしていたミルキー・ウェ イ及び、ツバキ・ハウスを中心に男性も、女性ファッション・モデルをイメー ジした化粧をして、腰をくねらせて踊るオカマ・ダンスが流行。
本作も彼等の 人気曲でした。
バカラは、スペイン出身のマリア・メンディオロとマイテ・マ テオスという、2人のセクシーな女性で結成。
本作以後、「真夜中のレディ」 「誘惑のマドリッド」などのヒット曲を残しています。

9.アリババ/マルコ・ポーロ（79）オリコン64位　4.3万枚
スタジオ・ミュージシャンによるユニット、マルコ・ポーロのセカンド・シ ングルとして、1979年にリリース。
イタリアのイージー・コネクションの 曲をカヴァーした本作は、日本邦洋総合シングル・チャート64位を記録する ヒット。
当時の都内では新宿地区の各ディスコ、原宿の日曜歩行者天国に集っ たタケノコ達の間で人気のナンバーでした。
マルコ・ポーロに参加したミュー ジシャンは謎のまま、今日に至っています。
彼等はジンギスカンのヒット曲「 ジンギスカン」のカヴァー曲でデビュー。
本作のヒット後、ジンギスカンのヒ ット曲「ハッチ大作戦」をカヴァーした「勇者オマール」のヒット曲を残して います。
マルコ・ポーロのカヴァー曲は、オリジナル曲と発売日が同じという のも特徴でした。

10.ストーン・ウォール/ザ・ドゥーリーズ（79）オリコン45位　7.5万枚
ザ・ドゥーリーズの日本でのセカンド・シングルとして、1979年にリリ ース。
日本邦洋総合シングル・チャート45位、シングル・セールス15万枚 を超える大ヒットを記録。
実は本作、日本では「ウォンテッド」がリリースさ れる以前に、「恋の邪魔だて」というサブ・タイトル付きで日本でもリリース されましたが、その時はヒットに達しなかったナンバー。
当時、私も音楽業界 の奥深さの一面を感じたヒット曲でした。
ザ・ドゥーリーズは、’70年頃に イギリスのイルフォードでドゥーリー兄妹を中心に結成され、’77年に「フ ォーリン・ラヴ・ウィズ・ユー」でデビュー、全英チャートのトップ20にラ ンク・イン。
「ウォンテッド」と本作の他にも、「ボディ・ランゲージ」「ア イ・スパイ」などのヒット曲を残しています。

11.恋のハッピー・デート/ノーランズ（80）オリコン7位　27.0万枚
ノーランズの「ダンシング・シスター」に続く、セカンド・シングルとして 1980年にリリース。
日本邦洋総合シングル・チャート9位、シングル・セ ールスは30万枚を突破する大ヒットを記録。
UKポップス王道の香りがプン プンするナンバー。
ノーランズはアイルランドのダブリン出身の姉妹グルー プ。
’75年頃から姉妹でノーラン・シスターズというグループ名で活動開始。
’79年にノーランズに改名、本国イギリスで「ダンシング・シスター」をリ リース。
当時のメンバーはアン、モーリン、リンダ、バーナデット、コリーン。

後にアンが結婚、出産準備のためにグループを退く。
「ダンシング・シスター」
と本作の他にも、「セクシー・ミュージック」の大ヒット曲を残し、本年1月 に「ノーランズ・シング　百恵　2005」をリリース。

12.恋にメリーゴーランド/アラベスク（81）オリコン13位　15.6万枚
アラベスクの通算10枚目のシングルとして、1981年にリリース。
日本 邦洋総合チャート13位、シングル・セールスは40万枚を突破する大ヒット を記録。
当時、東京原宿の歩行者天国に集ったタケノコ族の間でも、とても人 気でした。
アラベスクは、’77年にドイツでプロデューサーのウォルフガン グ・メーベスが結成。
最初のメンバーはミカエラ・ローズ、カレン・アン、メ リー・アンの3人女性。
以後、何度かのメンバー交代を繰返しながらも、「ハ ロー・ミスター・モンキー」と本作の他にも、「フライデー・ナイト」「フラ イ・ハイ」「ハイ・ライフ」「恋のペント・ハウス」などの大ヒット曲を残す。

’78年から’84年かけて、同グループに在籍したサンドラ・アン・ラウア ーは、後にサンドラの名でワールド・ワイドな成功をおさめています。

13.恋のキラキラ・ダンス/トリックス（81）オリコン45位　4.2万枚
トリックスのセカンド・シングルとして、1981年にリリース。
日本邦洋 総合シングル・チャート45位、シングル・セールス10万枚の大ヒットを記 録。
都内ディスコでは、新宿、渋谷地区を中心に人気でした。
当時、彼女達は プロモーション来日の際、私がDJをしていた新宿歌舞伎町ニューヨーク・ニ ューヨークに立寄りました。
その時、DJブースの中で彼女達にサインをして 貰った彼女達のレコード・ジャケットは、今でも大切に持っています。
彼女達 は好きなアーティストとして、クィーン、イーグルス、ELO、バリー・マニ ロウ、バーブラ・ストライサンドの名を連ねています。
また、この頃にリリー スされた彼女達のアルバム「Trixセンセーション」は、現在も残念ながら、 まだCD化されていません。

14.サンタ・マリア/ニュートン・ファミリー（80）オリコン74位　3.5万枚
ニュートン・ファミリーの日本デビュー曲として、1980年にリリース。
’サンタ・マリア’は御周知の通り、15世紀末にコロンブスが初めて大西洋 横断して、アメリカ大陸を発見した時の帆船の名前です。
ニュートン・ファミ リーは、’74年にネオトンとドリーズという2つにグループが合体して誕生 したコーラス・グループ。
リーダーは、ラロス・パストール。
幾度かのメンバ ー交代を経ながら、本作と「ドン・キホーテ」の他にも、「サウンド・オブ・ サマー」などのポップ・ディスコ・ナンバーがヒット。
その一方で、「スマイ ル・アゲイン」「アトラ」というバラード名曲も残しています。
その後、’9 0年に、ニュートンとエヴァ・ニュートンという2つのグループに分裂してい ます。

15.誘惑のラブ・キャット/チェリー・レイン（78）オリコン93位　0.6万枚
1978年に本国の旧西ドイツでリリース。
日本では、’79年にリリース。
ストリングスを駆使した当時、流行のミュンヘン・サウンド。
本作のロシアン ・テイストがボニーM「怪僧ラスプーチン」、ジンギスカン「めざせモスクワ」 と共に、当時のディスコを沸かせたのは、’80年開催予定だった、モスクワ ・オリンピックへの期待感か？　また本作はCBSソニーから分社まもない、 EPICソニー初のディスコ・ヒット曲。
本作のヒットはEPICソニー初代 ディスコ・プロモーターK氏の功績も大きい。
同氏は本作のヒットで、後の同 社のドゥーリーズ、ノーランズなどのディスコ・プロモーションの礎を築きま した。
チェリー・レインは西ドイツの黒人女性シンガー、本国西ドイツでは、 ’77年にリリースした「ナイト・イン・シカゴ」もヒット。

16.快盗アリババ/パピヨン（79）オリコン91位　1.5万枚
本アルバムに収録されたマルコ・ポーロの曲と同様に千夜一夜物語の「アリ ババと40人の盗賊」をモチーフにしたナンバー。
本国の旧西ドイツでは19 79年にリリース。
日本では、’80年にリリースされ、日本邦洋総合シング ル・チャート91位を記録するヒット。
当時、本作のシングル・レコードの解 説を手掛けたのは、私のチェスター・バリー時代のDJ仲間、カンタベリー・ ギリシャ館DJであるオーティス中村。
彼は、その解説の中で、この頃、本作 の他にも、ボニーM「バビロンの河」「怪僧ラスプーチン」、ジンギスカン「 ジンギスカン」などのように中近東やアジアを舞台にした物語を題材にした曲 が多かった事を指摘しています。
そして、彼の解説の冒頭文章は次の通り。
「 これは凄いぞ！大ヒット当選確実のディスコ・ナンバーがやってきた！」
17.恋のツイン・エンジェル/アンジェリ（81）チャートインなし
エチオピア生まれの一卵性双生児姉妹であるアンジェリが、旧西ドイツから 1981年にリリースした曲。
彼女達のデビュー曲である本作はヨーロッパ各 国でヒット。
日本でも同年にリリース、大ヒットには至っていないが、軽快で ポップなメロディーは、熱心なポップス・ファンの間で話題となったナンバー。

アンジェリはアントネラとナディアの一卵性姉妹、エチオピアで生まれ、幼年 時代をケニア、少女時代をイタリアで生活。
17歳の時、イタリアでショウ・ ビジネスの世界に入り、ミュージカル、テレビ番組などで活躍。
その活躍が西 ドイツのCBSレコードに認められ、’81年の同レコード会社と契約。
20 歳の時に西ドイツに移住した彼女達は、活動拠点もミュンヘンとフランクフル トに移しています。

18.夢のハッピー・チャンス/バックス・フィズ（81）チャートインなし
イギリスのバックス・フィズがデビュー曲として、1981年にリリース。
全英ヒット・チャート4週連続1位を獲得、同年に日本でもリリース。
バック ス・フィズは、ボビー・G、マイケル・ノーラン、シェリル・ベイカー、ジェ イ・アストンという女性2人男性2人の4人組グループ。
’81年のユーロビ ジョン・ソング・コンテストでグランプリを獲得。
同コンテストはアバ、フリ オ・イグレシアス、オリビア・ニュートン・ジョン、セリーヌ・ディオンなど 数々のスターを輩出。
メンバー構成と同コンテストのグランプリ獲得という状 況で当時、’第2のアバ’と注目されました。
本国では本作の他にも、「夢の ワンダー・ランド」「マイ・カメラ・ネヴァー・ライズ」が全英ヒット・チャ ート1位を獲得。
日本では「恋のワンダー・ゲーム」で東京音楽祭に参加。

19.あこがれミスD.J./ドリー・ドッツ（81）オリコン70位　1.7万枚
ドリー・ドッツのセカンド・シングルとして、1981年にリリースされた 「恋のローラースケーティング」のカップリング・ナンバー。
本作は当時ラジ オの文化放送の人気番組「ミスD.J.リクエスト・パレード」のテーマ曲とし て話題になりました。
「恋のローラースケーティング」とのカップリング・シ ングルは日本邦洋総合シングル・チャート70位を記録するヒット。
「レディ オ・ギャル」「恋のローラースケーティング」と本作の他にも、「S・T・O ・Pストップ」などのヒット曲を残しています。
本国オランダでは、デビュー の’79年以降、8年間というアイドル・グループとしては、とても長い期間 に渡って活動、高い人気を維持しました。
グループ活動休止後、アンジェイラ がソロ活動で活躍をしています。

20.D.J.　イン・マイ・ライフ/アニー（85）オリコン15位　9.8万枚
1985年、当時20歳で南カルフォルニア出身のアニーが歌い、シングル ・セールス10万枚を超える大ヒットを記録。
ニューヨークのブルックリン出 身の2人のプロデューサーが手掛けた作品ですが、イギリス、ヨーロッパで育 まれた、キャンディ・ポップとハイエナジー・ディスコの’匂い’を感じ ます。
彼等はジョーイ・カルボーンとリッチー・ズィトー。
ジョーイはベッド ・ミドラー、リック・ジェームス、矢沢永吉のツアーにキーボード・プレイヤ ーとして参加。
リッチーはアイリーン・キャラ「フラッシュ・ダンス」のギタ ー・ソロを担当、ダイアナ・ロス、ジャネット・ジャクソンにも作品を提供。
彼等はテリー・デザリオ「オーバーナイト・サクセス」も手掛けています。
本 作はスクーターのCMに使用され、シブがき隊もカヴァーしています。

【ノーランズ関連商品】
『オール・アバウト・ザ・ノーランズ』は→こちら。

『ダンシング・シスター~ザ・ベスト・オブ・ノーランズ』は→こちら。

『ノーランズ シング 百恵 2005(初回)』は→こちら。

『シングル・コレクション(初回)』は→こちら。

内容（「CDジャーナル」データベースより）
1970年代後半~80年代前半に日本で爆発的人気を博した’キャンディ・ポップ’のコンピレーション・アルバム。
ノーランズ「ダンシング・シスター」などのダンス・クラシックから入手困難なレア曲までを収録。