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Amazon.co.jp 1994年の2つのアコースティック・トラック――オックスフォードの魅力的なシューゲイザーたちが、いつもとはまったく別の顔を見せた演奏――が割愛されているとはいえ、この『Waves』はライドのもうひとつの歴史をつづったコレクションとしてほぼ申し分ない。
あの輝かしいアルバム『Nowhere』の時期にあたる1990年から、解散への秒読みが始まりつつあった1994年にかけて、この4人組がBBCラジオ1の夜の放送のために録音したすべてのセッションを編さんしたものだ。
名物番組『John Peel Sessions』――ライドが出演するようになったのは1990年からだが、これはマイ・ブラッディ・バレンタインが小休止状態となり、ライドがシューゲイザーのトップに踊り出た時期だ――は、高揚感と穏やかさが火花を散らしてぶつかり合うライドの演奏を味わうには最高の機会を提供してくれたが、それは今でも変わらない。
「Dreams Burn Down」、「Decay」といったトラックは、アルバム・ヴァージョンほど素朴ではなく、軍隊調のドラムとギターが電気フェンスの並ぶ防衛線のように立ちはだかるのに対し、マーク・ガードナーの歌声(声の大きいシド・バレットか、はたまた寝ぼけた聖歌隊員かといった感じ)は物憂げで我関せずという調子だ。
後期の音源――DJのグッディアーとラドクリフのために録音された――は、『Carnival of Light』からの曲が中心となる。
1960年代のブリティッシュ・サイケデリアにインスパイアされたこのアルバムは、リリース当時では、バンドが自然な進歩を遂げたというより、突然レンタルの仮装道具に身を包んで現れたといった印象が強かった。
しかしながら、1994年以降のブリティッシュ・ロック界にレトロ・シック旋風が吹き荒れたお陰で、「Birdman」を始めとするナンバーは、現在では巧妙で時代を先取りしていた曲として好意的に受け止めることができる。
デッド・カン・ダンスやペイル・セインツの曲の知られざるカヴァー、アレンジをやり直したチューン(「All I Can See」)、B面曲、初期の試作段階のトラック(後に「Don’t Let It Die」へと発展する「Since Then」)など、『Waves』の魅力は尽きない。
初心者に最適のコンピレーション『OX4』と併せて聴くにはうってつけだ。
(Kevin Maidment, Amazon.co.uk)
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2013/05/05 (Sun) 02:32:42
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2013/05/05 (Sun) 02:32:42
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