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集英社新書『超ブルーノート入門-ジャズの究極・1500番台のすすめ』（中山康樹・著）と連動した形で編集・発売されたコンピレーション盤。
ブルーノートの1500番台は『マイルス・デイヴィス・オールスターズVol.1』（1501）からはじまって、『イントロデューシング・スリー・サウンズ』（1600）まで全部で98枚ある。
なぜ100枚ではないかというと、欠番と未発表作品がまじっているから。
その98作品から各1曲をピックアップしたのが本作で、収録はもちろん番号順。
といっても1枚のCDに98曲を入れるのは物理的に不可能なので、各曲のサワリをメドレー形式でつないだノンストップ盤。
全76分。
したがってこれは、ブルーノートの1500番台とは一体どんなジャズなのかということを手軽に知るためのサンプル盤といった感がある。
録音はすべて50年代。
マイルス、バド・パウエル、アート・ブレイキー、ジミー・スミス、ホレス・シルヴァー、クリフォード・ブラウン、ファッツ・ナヴァロ、ジョニー・グリフィン、リー・モーガンなど、ミュージシャンの顔ぶれは多彩だ。
（市川正二）
内容（「CDジャーナル」データベースより）
元『スイングジャーナル』編集長、中山康樹の新著とタイアップした上梓記念アルバム。
ブルーノート1500番台の98枚から1曲ずつ選曲し、ノンストップ収録。
サンプラーとして最適。