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ADD = 注意欠陥障害、日本ではあまり耳馴染みのない言葉かもしれない。
集中力がない、意欲がない、いらいらしやすい、怒りっぽいなどの症状が現われる脳の障害である。
しかし、世間では「やる気がない」、「能力が低い」、「ぐうたら」などと誤解されることが多い。
また、周囲を巻き込んで多大な迷惑を掛けるケースもあり、人間関係をも難しくする。
彼らが偏見や誤解を受けるのはADDを抱える人たちは外見上、そうでない人たちと何ら変わりはないからである。
しかし、ADDの病巣をこの目で確かめることができたら、どうだろうか。
著者であるエイメン博士はSPECTと呼ばれる、単光子放射型コンピュータ断層撮影法で、ADDの脳を検査し、実際に目で見て、「ADDは医学的な問題であって、治療が必要なんだ」ということを認知させるのに役立てている。
本書では、この撮影法による三次元表面画像がいくつか例として紹介されているが、確かにこれを見れば、誰もが納得するだろう。
ADDには6つのタイプがあり、脳の中で関係している部分がそれぞれ違っていることがわかってきた。
基本的には、前前頭皮質という部位の活動が低下しているのだが、そのほかにも側頭葉や、大脳皮質などの活動低下または活動過多が見られる。
また、現われる症状もそれぞれに異なる。
タイプごとに、実際の患者の症状や治療後の経過などが紹介されているのだが、どれも驚くものばかりである。
たとえば、タイプ1の「典型的ADD」のジョウイー少年は小学校1年生から2年生に上がれず、買い物にも連れて行けないくらい落ちつきがなく、かたときも目が離せない状態であった。
しかし、適切な投薬と食事療法により、集中力も増し、落ちついてきたばかりか、数年後には優等生になった。
ADDの人たちは決して、知能が低いわけではない。
正しい情報を得、正しい治療を施せば、必ず治る病気なのである。
筆者は最後にこう記している。
「ADDをかかえる子どもたち、若者たち、大人たち、そしてその親たちには、はっきり伝えなくてはならない。
あなたがたの罪ではない。
原因はあなたがたではない。
希望はある」。
(冴木なお)
内容(「BOOK」データベースより)
ADD(注意欠陥障害)は実在の障害なのか?それともただの言い訳なのか?本書の登場で、こんな論争には終止符が打たれる。
一万人の脳の画像が語るADDの脳の仕組みと6タイプ別ADD具体的対処法。
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2013/05/05 (Sun) 14:23:42
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