ばいちょ(売価調査)、価格比較とネットでのお買い物を楽に

ブックレビュー社 NTTとマイクロソフトが提案する中小企業向けのパッケージ型のネットワーク・ソリューションを解説
1996年にNTTとマイクロソフトが中小企業へのネットワーク・ソリューション提供を目的に立ち上げたのがWINEプロジェクトである。
WINEは，Windows and ISDN Networkの頭文字をとったもので，WindowsパソコンをISDNでつないで企業ネットワークを構築してもらおうという意味である。
このWINEプロジェクトの実際のソリューションが，WINEキット135と呼ばれるハード，ソフト，サービスからなるパッケージ・ソリューション。
135はサーバー1台，3拠点，クライアント5台を想定していることを指す。
費用は，中小企業が無理なく導入できるよう，500万円を上限にしてあるという。
本書は，このWINEキット135を使って中小企業がイントラネットを導入するための解説書である。
キットの内容と何ができるか，ハード/ソフトの構成，導入にあたってのチェック項目，要件分析，実際の導入手順やネットワーク接続の方法などを，導入フェーズに沿って事細かに図や表を交えて解説。
3件の導入事例も紹介している。
WINEキット135を使って手軽に電子メールやWebによる情報共有環境を整備したい企業のネットワーク担当者にとっては，文字通り教科書的な存在になるだろう。
(ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)