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内容（「BOOK」データベースより）
様々な分野でRの応用が見られるようになってきている。
本書は、PerlやRubyと同様に、Rを一般のプログラミング言語として解説している。
Rのプログラミングの知識を高めたい読者にとって有用な書となることだろう。

著者からのコメント
Cと同じくAT&Tのベル研究所で生まれたSがあります。
Sは、汎用的なCとは異なり、データ分析を得意とするシステムです。
Rは、Sの仕様を元に開発されたオープンソース版のデータ分析環境で、統計学、パターン認識、人工知能、生物学、経済学、その他各種分野で手軽に使えるパッケージが多数あることも特長ですが、Lisp系の関数型言語として、問題の解法を簡潔に記述できることも大きな魅力です。
記述の仕方において、R には特有の書き方がありますが、応用指向のRの本だと決まり文句として流してしまうような箇所を、本書は、基礎に立ち返って説明しています。
これはRを使いこなす上では重要だと考えられます。
つまり、基礎と銘打っているからと言って必ずしも初心者向けとは限りません。
最後に、「Rプログラミング&グラフィックス」(九天社)との違いですが、(1)オブジェクト指向、グラフィックスに関する章の加筆、(2)全体的に例の説明を分かりやすく修正、(3)索引語の充実などです。

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